マレーシア移住に興味がある人「マレーシアの生活費は日本の1/2や1/3って聞くけど、具体的にいくらぐらいなの?その内訳も気になる。マレーシアの物価も教えて欲しい…」
こんな疑問にお答えします。
2019年3月からマレーシアのペナン島で暮らしています。
アラサー独身男子。
カメラが趣味。
ペナンのカフェ巡りにはまっています。
週の半分は外食でそのうち1回は日本食を食べています。
マレーシアの生活費は1ヶ月に一人当たり約9万円かかります。
また生活面の工夫で、約5万円に生活費を抑えることも可能。
そこで今回は、1ヶ月にかかったリアルな生活費の内訳と生活費を安くするコツを解説していきます。
※僕(独身)の経験をもとに計算しています。
マレーシアの1ヶ月の生活費
- 家賃:約5万円(電気、ガス、水道代含む)
- 食費:約3万円
- 通信費:約3千円(自宅wifi、スマホ代含む)
- 交通費:約2千円
- 雑費:約5千円
- 保険:0円
ざっとあげるとこのぐらいでしょうか。
僕の場合ですとトータルでは約9万円で生活ができます。
1ヶ月の生活費の内訳
それでは生活費の内訳を見ていきましょう。
家賃:約5万円
僕は世界遺産で有名なジョージタウンがあるペナン島に、コンドミニアムを借りて住んでいます。
ペナン島のコンドミニアムの家賃は4万円から5万円で家具付きの部屋が借りられます。
さらに、ほとんどのコンドミニアムではジム、プール付きでセキュリティーも24時間常駐。
- 公園付き
- 駐車場付き
- ジム、プール付き
- セキュリティー24時間常駐
- 41階の高層マンション
- 家具付き
- バルコニー
- 39階の最上階
- 3ベッドルーム
- ユニットバス2つ
- 約100 ㎡
このスペックで約5万円の家賃(電気、ガス、水道代含む)です。
ガスはプロパンガスで交換するたびに約2400円、水道代は月に200円ほどで済みます。
食費:約3万円
僕は基本的に外食で済ますことが多く、食費に関しては約3万円の支出です。
ローカルの食堂だと250円で満足できるでしょう。
マクドナルドやKFCなどのファストフードは600円未満でお腹いっぱいになるはず。
日本食レストランはピンキリですが600円以上1500円未満ぐらいです。
通信費:約3千円
スマホの通信料は月に約500円の支出です。プランは高速データ通信6GBにSNSが使い放題のサービスです。
マレーシアのスマホプランで1番安いはず。
自宅wifiは100mbpの最安プランで約3000円の支出です。オンラインゲームで遊ばなければ十分なスピードです。
自宅インターネットについては「マレーシアのインターネット会社を徹底比較【TIME一択でした】」で詳しく解説しています。
交通費:約3千円
交通費に関してはペナン島に住んでいるので、タクシー配車アプリのGrab代だけになります。
ラッシュアワーになるとペナン島は渋滞が発生しなおかつ、Grab代も高くなるので他のタクシー配車アプリと使い分けると便利かもしれません。
クアラルンプールの電車運賃も安くて、遠出をしない限り100円以内で行きたいところにいけます。
雑費:約5千円
日用品の購入、散髪代等で約5000円の出費です。
正直日用品は日本のドラッグストアやスーパーで買う値段とそこまで大差はありません。
ちなみにマレーシアにもダイソーがありますが、約180円均一と日本と比べて少し高めです。
散髪にかかる費用は1000円弱で美容室にてカットしてもらえます。
保険:0円
企業に所属しているとSOCSOといわれる保険に強制加入させられます。
その保険代は毎月約1200円ですが、僕の会社ではこの保険料が会社負担なので実質無料で保険に加入できています。
マレーシアと言えど医療費は高額なので、企業に所属していない人は民間の保険に加入しておいた方がいいでしょう。
保険が気になる方は損保ジャパンと同じグループ企業の「Berjaya Sompo」、日本でも有名な「アクサダイレクト」がマレーシアにあります。(どちらも英語です)
マレーシアの1ヶ月の生活費の内訳:まとめ
以上のように僕のケースだと一人あたりの1ヶ月の支出は約9万円です。
9万円の支出なら日本の地方での一人暮らしと大差ないじゃん。もっと安くならないの?
贅沢をしての9万円なので、もっと安くできますよ。
マレーシアで1ヶ月の生活費を安くする方法
正直8万円の支出では日本の地方で暮らすのとそこまで変わりませんよね。
そこで、さらに生活費を安くするコツを紹介します。
市場での買い物
いくら外食が安いといっても、自炊の安さには敵いません。
それもスーパーで食材を買うよりも市場で買う方がずっとお得に肉や野菜が買えます。
感覚的に市場がスーパーより1.5倍安いと思います
欠点としては朝にしか開いてなく、昼ごろには市場が閉まってしまいます。
なので朝に市場に買い物に行って、1週間分の食材を買いだめて冷凍保存しましょう。
アパートかルームシェア
マレーシアにはコンドミニアムのほかにアパートがあります。
- ジム、プールの有無
- セキュリティーの有無
がありますが、明確な定義はありません。
アパートはジム、プールやセキュリティーがないだけお買い得ということになります。
ペナン島でのアパートの家賃は2万5千円前後で場所によっては、2万円前後のアパートもあります。
「【体験談】マレーシアのルームシェア/シェアハウス事情【格安で住めます】」こちらでも家賃を安くする方法を解説しています。
QRコード決済の活用
日本でも最近QRコード決済が増えてきたように、マレーシアでもQRコード決済が使えるお店が増えてきています。
マレーシアでの主なQRコード決済は以下の3つになります。
- Grab Pay
- Touch’n Go eWallet
- Fave
それぞれの特徴がありますがポイントを貯めたり、キャッシュバックや割引等のキャンペーンを行っています。
デメリットとしては使えるお店が限られています。
詳しくは「マレーシアのQRコード決済アプリはこの3つ【ポイント4重取りも】」で解説しています。
生活費を安くするコツまとめ
ルームシェアをすれば家賃を約5万円から約2万円まで節約できますし、食費に関しても自炊をすれば1万5千円以下に抑えることも可能です。
さらに通信費等の固定費を足しても5万円以下で快適な生活を送ることができます。
毎月5万円以下の支出で最上階コンドにジム・プール付きと日本では考えられない生活環境で大満足です。
マレーシアの1ヶ月の生活費:まとめ
マレーシアの生活費
- 家賃約5万円
- 食費約3万円
- 通信費約3千円
- 交通費約3千円
- 雑費約5千円
- 保険0円
以上の約9万円で贅沢に暮らせます。
ただすべてが日本と比べて安いというわけではなく、アルコールや豚肉等は日本と同等か日本以上に高いです。
しかし生活費を工面すれば、安くマレーシアで生活ができます。
なによりも日本では経験することのできないプール、ジム付きのコンドミニアムで至福のひと時を過ごすことができます。
マレーシア生活は快適ですよ。
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