先に申してあげますと、2024年現在も発売されていないので、今後発売される可能性は低いでしょう。なのでコロナ中はこんなサブスクもあったよという感じで流し見していってください。
2020年2月29日~3月7日までマレーシアのエアアジア公式サイトで下記のチケットが発売されていました。
その名も【Air Asia Unlimited Pass】
どんなチケットなのかというと、エアアジアX(一部除く)とタイ・エアアジアXのフライトが1年間乗り放題になる夢の航空券。
結論から言うと、Unlimited Passを買ったら1回使えば、目的地によっては1万円以上の節約になります。
ぜひUnlimited Passを使い倒して、お得に海外旅行を楽しみましょう。
エアアジア1年間乗り放題チケットとは?
499rm(約12500円)でエアアジアX、タイ・エアアジアXのフライト範囲なら飛び放題という、いわば航空券の年間パスです。
この年間パスは2021年3月2日まで使用制限なしで使えるので、今はコロナの影響で旅行できなくても1年間の有効期限が設定されてるため安心です。
2021年6月30日まで有効期限が延長しました。予約は2021年6月16日までです。
ただしエアアジアXの中でもクアラルンプールからシンガポール、バリ、サウジアラビア行のフライトは含まれていません。
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エアアジアの通常フライトチケットと比較してどのくらい安いの?
注意点として年間パスを買ったから0円で目的地へ飛べるわけではありません。最低限の支出として空港使用料や出国税等がかかります。
それでもかなり安いのだが。
ゴールデンウィーク期間の料金を調べてみた結果が下記になります。
羽田からマレーシアのクアラルンプールの往復通常料金
往復通常料金で28075円かかります。この値段でもマレーシアに飛べることを考えたら十分に安いですが、、、
エアアジア年間パスを使うと
羽田からマレーシアのクアラルンプールの往復年間パス料金
年間パスを使った往復料金は5695円になります。
高速バスで東京から地方へ行くよりも魅力的な価格と思いませんか。
もちろん東京だけでなく大阪からでも年間パスは使えます。
大阪(関西空港)からマレーシアのクアラルンプールの往復通常料金
往復通常料金は35194円かかります。羽田と比較しても7000円以上高いです。
ただ年間パスを使用すると、、、
大阪(関西空港)からマレーシアのクアラルンプールの往復年間パス料金
年間パスを使った料金は6085円になります。
まとめると
羽田ークアラルンプール 往復
通常料金:28075円
年間パス:12500円(初期投資代)+5695円=18195円
計9880円の節約
大阪(関西空港)ークアラルンプール 往復
通常料金:35194円
年間パス:12500円(初期投資代)+6085円=18585円
計16609円の節約
見ての通り、一回搭乗するだけで元が取れるチケットになります。
エアアジア年間チケットで利用できるフライトは?
エアアジアX D7
マレーシアのクアラルンプールから
- 日本 ー 東京(羽田、成田)、大阪(関空)、札幌、福岡
- 中国 ー 北京、上海、杭州、武漢、長沙、重慶、成都、西安
- 韓国 ー ソウル、釜山、済州
- 台湾 ― 台北
- インド ー ニューデリー、アムリトサル、アフマダーバード
- オーストラリア ー シドニー、メルボルン、ゴールドコースト、パース
タイ・エアアジアX XJ
タイのバンコクから
- 日本 ― 東京(成田)、大阪(関空)、名古屋、札幌、福岡
- 中国 ― 上海
- 韓国 ― ソウル
- オーストラリア ― ブリスベン
その他
台北ー沖縄、台北ー大阪、大阪ーハワイ
上記の7か国27の町に年間パスを使って飛び放題ということになります。
もちろん日本からの利用だとクアラルンプールもしくはバンコク乗換(Fly Thruはできないのでチケットを別々に買う)になって時間がかかってしまうけど、時間があってお金を節約して旅行がしたい方向けのチケットです。
ただし注意したいのがこの年間パスはエアアジアの航空券代がチャラになるものであって、空港使用料などの諸経費が含まれていないので最低限の支出は必要になります。
クアラルンプールからの片道最安値は71rm(約1780円)のみで日本、中国、韓国、台湾、インドの5か国に飛べます。
もちろん日本からのフライトでも福岡からクアラルンプールまでの片道最安値は75rm(約1880円)でマレーシアへ飛べます。
年間チケット購入の上での主な注意点!
- 空港使用料や税金等の諸経費は含まれていない。
- 預け荷物がある場合はその都度払い。
- Fly Thruができないのでトランジットが面倒。
- 予約は旅行する14日前までに済ませておかなければならない。
- 4回以上連絡なしにキャンセルをしたら年間パス失効。
- 祝日、週末、スクール休暇は適用外。
一番注意したいところだと、この年間パスは全日程で使えるわけではありません。
特にマレーシアのスクール休暇は長いので、その期間チケットが使えなくなるため早めに予定を立てましょう。
スクール休暇は州によって若干異なっていますが、だいたいのところだと
- 3月中旬から3月末まで
- 5月下旬から6月最初の週末まで
- 7月下旬から8月最初の週末まで
- 11月下旬から12月末まで
この期間は基本的に年間パスは使えません。これ以外にも僕が調べた結果11月まるまる使えませんでした。ただこれは羽田とクアラルンプール間のフライトであって全フライトが11月に使えないわけではありません。
たとえば11月中でもクアラルンプールとシドニー間のフライトは年間パスの適用がされていました。
年間パスは日本に限らず7か国27つの町に飛び放題なので、時間の許す限りいろんな町へ出かけてみるのもいいかもしれません。
エアアジアの年間チケットは圧倒的にお買い得だった!
一般的に年間チケットと聞いて何回も使わないと元が取れないのではないかと思います。
しかし、エアアジアの年間チケットは1回の使用だけでも元が取れるという良心的な値段設定の年間チケットになります。
格安で海外旅行を楽しみましょう。
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