ペナン島の北側に位置するバトゥフェリンギで最大級のホテル・リゾート「シャングリラ ラササヤン」に宿泊しました。
本記事はペナン島のビーチリゾート「シャングリラ ラササヤン」のレビュー記事です。
結論から先にいうと、こんな方におすすめできるホテルでした。
- プールサイドや庭先でゆっくりしたい
- 観光に疲れた
- 自然を味わいたい
- 静かな場所に行きたい
- ホテルに籠もりたい
- 子供と遊べる場所がある
ジョージタウンの喧騒からゆっくりしたいならビーチリゾートのバトゥフェリンギ一択。
そのバトゥフェリンギのホテルの中でも老舗「シャングリラ ラササヤン」なら都会の喧騒から離れ、極上のリゾート体験ができます。
それではシャングリラ ラササヤンの部屋、プール、ジム、周辺情報を感想とともに解説していきます。
朝食と夕食はこちらの記事にまとめています。
『シャングリラ ラササヤン』の料金と口コミをみる
シャングリラ ラササヤンにて南国リゾート体験
ペナンのリゾート地バトゥフェリンギで半世紀の歴史を持つ老舗ホテル・リゾート。ジョージタウンから北西に車で20分ほどの距離にラササヤンは位置しています。
エントランスではセキュリティが24時間常駐しているので安心です。
バックパッカー時代にシャングリラ ラササヤンのコーヒーを飲みに行ったとき、エントランスのセキュリティに止められてなんとか入れた経験も。(それほどセキュリティはしっかりしています)
ロビーはガーデンウイングとラサウイングの2つに別れており、宿泊する方のロビーでチェックイン。
今回宿泊したラサウイングはカウンターが2つしかなく、こじんまりとした様子。
日本語を話すスタッフがいるという情報でしたが、結局滞在最終日まで日本語のスタッフを見かけませんでした。
館内サービスの説明書きも英語。(コロナ以外の通常期だったら日本語でもらえたはず)
シャングリラ ラササヤンのラサウイング部屋
シャングリラ ラササヤンの「ラサウイング スーペリア ダブルルーム」を今回予約しました。
ラサウイング宿泊者限定のラウンジを使いたかったので、ガーデンウイングより若干値段が高いラサウイングに予約。
部屋の内装やアメニティ
暗いですけど、メインの電気を点ければ明るくなります。
家族連れにはこの部屋は狭いので、大きめの部屋がいいかもしれないですね。
カップルでの宿泊ならこの部屋で十分な大きさです。
部屋からは駐車場ビュー。
ラサウイングの安い部屋(スーペリア)だと駐車場の景色になります。
景色を楽しみに来たなら、もう少しお金を払ってグレードの高い部屋にするかガーデンウイングを予約しましょう。
2人で寝るなら十分すぎる大きさのキングサイズベッド。
柔らかめの枕が4つもついていたので抱き枕にするのもよし、枕を2つ使うのもよし。
枕がふかふかで気持ちがよく、ぐっすり眠ることができました。
ラサウイングのスーペリアルームにはベッド横にコンセントはなかったので、寝る直前のスマホ遊びは防げそうです。
テレビはベッドの前の壁にかかっており、NHKの英語バージョンを見ることができました。
引き出しには無料のコーヒーとお茶が入ってました。
お茶は種類が豊富(緑茶、ジャスミン、紅茶、カモミール茶、桂花茶)でいろんな味が楽しめます。
ケトルも付属しているので好きなときにコーヒーやお茶を味わうことができます。
毎日2本の水が無料で補充されます。
ボトルは有料(53rm)と日本語でしっかり記載されているので、過去に日本人が持ち帰ったのかな。
ウェルカムカードとともにお菓子もありました。
お菓子はLim Wah Thai製のビスケットとピーナッツキャンディ。
ビールのつまみとして頂いて、美味しかったです。
滞在期間中1回目の飲み物やチョコレートは無料で、補充された缶やチョコレートを食べるとお金がかかります。
チョコレートは画像では見づらいですけど、キットカットでした。
クローゼットの中はバスローブ2つ、ビーチサンダル2つ、傘、アイロンとアイロン台が入ってました。
スリッパではなくビーチサンダルが使えるのはポイントが高いです。
南国に必須のビーチサンダルは必ずしも持ってきているとは限らないので、プールやビーチに行くときに重宝します。
バスルーム・トイレ
鏡の縁にライトが付いているので、メイクしているときやヒゲを剃っているときは便利かも。
バスタオルも3枚あるので2人だと十分ですね。
シャワーはオーバーヘッドシャワーかシャワーヘッドを手に持つタイプの2種類あります。
シャワーの水圧に関しては文句なしで、水温も微調整できるのでとても快適でした。
写真撮るの忘れましたが、バスルームに入って左側にはバスタブもあります。
トイレはピカピカで、TOTOの手動ウォシュレットが完備されています。
マレーシアではホースを使って洗うケースが多いですけど、このタイプのウォシュレットは個人的に初めてで、TOTO製ということもあり使い勝手も抜群でした。
あとこのトイレでお気に入りだったのは流すときに水が勢いよく出ることもなく、水の跳ね返りを心配する必要がありませんでした。
個人的にトイレの使い心地はマレーシアの中で1番。
アメニティ
ラサウイング宿泊者限定でロクシタンのアメニティ使えます。
ロクシタンのアメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディクリーム、石けん2個が用意されていました。
もちろん歯ブラシ、歯磨き粉、シェーバー、綿棒、ヘアキャップ、ヘアゴムといったアメニティも完備。
シェーバーはジレットの2枚刃だったので、うまくヒゲを剃ることができました。
ヒゲを剃る人からしたら、無名ブランドを使うのは抵抗があるのでジレットなら安心ですね。
アメニティに関してはロクシタンやジレットを使っているので文句なし。
あえて不満をあげるとすれば、くしが用意されていなかったのでくしは持参されたほうがいいでしょう。
『シャングリラ ラササヤン』の料金と口コミをみる
シャングリラ ラササヤン ラサウイング宿泊者限定のラウンジ
ラウンジは席の数が限られており、混雑していると外の席しか空いていない時もありました。
このラウンジでは11時から21時まではコーヒー、お茶、ソフトドリンク、ジュースが無料で飲めます。
ラサウイングのアフタヌーンティー
アフタヌーンティーはこちらのラウンジで15時から16時までの1時間楽しめます。
日によってメニューが違いますが、この日は卵とサーモンのサンドイッチでとても美味しかったです。
新品のオーストリア製のジャムとはちみつもセットでもらえます。
ラサウイングのカクテルアワー
カクテルアワーは17時30分から19時までの1時間半楽しめます。
イスラム教のマレーシアではめずらしくお酒は飲み放題。
つまみの数は写真の通り少ないけど、毎日違ったメニューです。
2日目のカクテルアワーはジムでのトレーニング後ということもあり、フライドチキンで栄養補給。
外はカリッと、中はほくほくジューシーのフライドチキンで美味しかったので5つも注文しました。
ラウンジで注文できるメニュー上記の通りで、ラサウイング宿泊者ならすべて無料で注文できます。
ラウンジで残念な点があるとすればウェイターは常に忙しく、手を上げても注文になかなか来てくれないことや注文を忘れられることでした。
それでも対応は常に丁寧なので、さすがシャングリラです。
シャングリラ ラササヤンのプールは2箇所
シャングリラ ラササヤンにはガーデンウイングとラサウイングの2箇所にプールがあります。
プールサイドでは9時から17時まではコーヒー、お茶、ソフトドリンクが無料で飲めます。
ガーデンウイングのプールは家族向け
ガーデンウイングのプールは7時から20時までオープン。
プールは家族連れで毎日がにぎやか。
プールから水平線上の海が見えたりします。
しかしガーデンウイングのプールでも深さ2.2mあるところがあるので注意が必要ですね。
監視員の数が多いので、安心できる点はありますが。
ラサウイングのプールは大人向け
ラサウイングのプールは9時から17時までオープン。ラサウイング宿泊者限定の16歳以上の大人しか使用できません。
ラサウイング宿泊者限定で年齢制限もあるので利用者も少なく、静かにリラックスの時間を堪能。
写真を撮り忘れましたが、上記写真の右奥に簡易ジャグジーが備わっています。
プールサイドで本を読みながら、リラックスした充実な時間を過ごすことができます。
ココナッツジュースは有料でしたが、南国には必須のアイテムですよね。
ラササヤンのプールは透明感があり、葉っぱなどのゴミも浮いていなかったので管理がよく行き届いている印象でした。
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シャングリラ ラササヤンのジムで脂肪燃焼
やっぱりリゾートホテルに来たらかかせないのがジムですよね。
安心してください、シャングリラ ラササヤンのジム設備は新しめで入念に手入れが施されていました。
ランニングマシンだってご覧の通りテレビも備え付けで、走っている間も飽きることはありません。
もちろんスタジオも完備しています。
こちらのスタジオで毎日いろんなレッスンをやってるとのことでしたが、いまはコロナで自粛期間中なのかな。
ハードに筋トレをしたい人もご安心を。
なんとリゾートホテルでありながらスミスマシンも完備。重りはポンド表記ですが20キロ以上のIVANCO製プレートがいくつかあるので100キロ以上の高負荷トレーニングもできます。
ダンベルも30キロ以上の重さまで完備されているので、町中にあるジムと変わらないくらいのクオリティですね。
これならリゾート中でも体重管理はできそうなので、食事を思う存分楽しむことができるでしょう。
ただ東南アジアあるあるで冷房が効きすぎて、身体が温まりづらかったです。
広大なシャングリラ ラササヤンのお庭でまったり
シャングリラ ラササヤンの敷地はペナン最大級のビーチリゾートということもあり、めちゃくちゃ広いです。
2日間の滞在でも全部回りきれませんでした。
地図で見るとその広さがわかるかと思いますが、2日の滞在では時間が足らないくらいの広さです。
ゴルフコースやテニスコート、子供のプレイグラウンドもあるみたいです。(今回訪れていませんが)
ご覧のように敷地内は緑が豊で、自然に囲まれた非日常の時間を過ごすことができます。
運が良ければオオトカゲに会えることもあります。(今回は会えませんでしたがバックパッカー時代に1度ラササヤンで目撃しました)
昼間は緑に囲まれた自然の中でまったりできますが、夕日の時間も格別。
水平線上のアンダマン海に落ちていく太陽を眺めながら、1日の終わりを見届けます。
僕のようにホテルでゆっくりしたい人には最適なリゾートだと思います。
夕日後はラササヤン名物レインツリーのライトアップを鑑賞できます。
プールもこの時間になってくると子供の姿もなくなり、静かになります。
日中は緑に囲まれ、夕方は真っ赤に染まった夕日に見惚れ、夜はライトアップ鑑賞とまさに非日常へと引きずり込まれるのがシャングリラ ラササヤンの魅力。
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シャングリラ ラササヤンの周辺
シャングリラ ラササヤンで基本的に全てが完結できると思いますが、その周辺情報も気になりますよね。
シャングリラ ラササヤン直通のビーチ
シャングリラ ラササヤンからビーチまでは徒歩1分。
ビーチはプライベートではなく、南国リゾートにしてはきれいではないので期待しない方がいいかもしれません。
ラササヤンを含むバトゥフェリンギのビーチはクラゲが多いので海水浴は控えた方が良さそうです。
宿泊客もビーチに行っている人は少数で、みんなホテルに滞在してまったりしてる様子でした。
同じシャングリラ系列のゴールデンサンズ
ラササヤンの隣にあるのが同じシャングリラ系列のゴールデンサンズ。ラササヤンからなら徒歩5分ほどで着きます。
ラササヤンの宿泊者ならゴールデンサンズのプールの利用は可能ですが、その逆のゴールデンサンズからラササヤンのプールは利用できないみたいです。
そのゴールデンサンズのプールはウォータースライダーで遊べるなど、子供ならラササヤンより楽しめそうです。
シャングリラ ラササヤンから徒歩圏内でコンビニやナイトマーケット
シャングリラ ラササヤンから徒歩5分ほどで24時間コンビニのハッピーマートがあります。
この周辺にはファストフードのKFC、マック、サブウェイもあるのでもしジャンクフードが食べたくなったら、すぐにアクセスできます。
ナイトマーケットもこの付近で開催されていますが、ザ東南アジアのナイトマーケットなので目新しいものはないかと。
ホーカーズも夜になると開くので、ローカルフードが食べたくなったら徒歩ですぐに食べに行けます。
シャングリラ ラササヤン周辺のアクティビティ
Grabタクシーで10分弱の距離にエントピア(バタフライファーム)とエスケープ(アクティビティテーマパーク)があります。
エントピア(Entopia)
エントピアは蝶々だけではなくトカゲなどの小動物も数多く展示されていました。
意外と中は広く、全部見て回ると時間が少しかかるかもしれませんが、それほど見るものがあって充実したファームでした。
ゆっくりできるのでリゾートのついでに良いかもしれません。
エスケープ(ESCAPE)
エスケープは今回は時間がなかったので行けませんでしたが、このテーマパークには世界一長いウォータースライダーがあります。
アクティビティ中心のテーマパークなので遊ぶとなると1日がかりでゆっくりはできなそうですが、いろんなアウトドアアクティビティが体験できます。
次回訪れた時に記事にしたいと思います。
チケットを買う場合は現地で買うよりもKLOOKで買うとおよそ2割引で買えるので、事前にチケットは買っておいた方がお得。
ペナン最大級のリゾート『シャングリラ ラササヤン』の宿泊レビュー:まとめ
シャングリラ ラササヤンはこんな人におすすめです。
- プールサイドや庭先でゆっくりしたい
- 観光に疲れた
- 自然を味わいたい
- 静かな場所に行きたい
- ホテルに籠もりたい
- 子供と遊べる場所がある
大自然の中でくつろげる空間が用意されており、その中でも昼・夕・夜と時間によって雰囲気がガラッと変わるシャングリラ ラササヤンのレインツリーは圧巻でした。
このお庭で昼寝をするのもよし、読書をするのもよし、そしてボーッとする、こんな生産性のない時間を過ごすのが最高の贅沢なんですよね。
ジョージタウンで観光に浸かるのもいいですが、シャングリラ ラササヤンのホテルリゾートで贅沢な時間を送ってみるのも悪くないですよ。
『シャングリラ ラササヤン』の料金と口コミをみる
シャングリラ ラササヤンの朝食と夕食の記事はこちらにまとめています。
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