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【マレーシアで就職】就労ビザの特徴と取得までの流れを徹底解説

就労ビザの特徴と取得までの流れを徹底解説マレーシア就職
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不思議なおじさん

マレーシアで仕事したいけど、就労ビザとれるかな。そもそも就労ビザの取得条件は厳しいのかな。簡単に取れると良いけど。

こんな悩みにお答えします。

マイロ
マイロ

マレーシアで働き始めて4年以上が経過し、現在はバンコクにいます。東南アジアでの半年間のバックパッカー生活を経て、マレーシアでの生活をスタートさせました。

結論から言うと、今ならマレーシアの就労ビザ取得は厳しくないです。

条件を満たせば、新卒でも簡単に就労ビザを取得することができます。

そこで今回はマレーシアの就労ビザの特徴から取得条件と、取得してから就職するまでの流れを解説していきたいと思います。

マレーシアの就労ビザの特徴

マレーシアの就労ビザの特徴

マレーシアの就労ビザには6つの種類があります。

  • 雇用パス(最も一般的な就労ビザ)
  • レジデンスパス(外国人の優秀な人材を確保するためのビザ)
  • プロフェッショナルパス(技術指導や特別プロジェクトの業務のための短期滞在ビザ)
  • ディペンデントパス(駐在員の家族を対象としたビザ)
  • 外国人配偶者の就労許可(マレーシア人と結婚をした外国人配偶者へのビザ)
  • 一時就労パス(マレーシアへの出張・研修用ビザ)

上記6つの就労ビザのうちの1つを取得してから、マレーシアで仕事ができるようになります。

それぞれの就労ビザの特徴は上記に書いた通り。

マレーシアに来るほとんどの日本人は、「雇用パス」を取得して仕事をしていますので今回は「雇用パス」について解説していきます。

マレーシアの雇用パスについて【就労ビザ】

雇用パスについて【就労ビザ】

この雇用パスを取得すれば最低1年間はマレーシアで働くことができます。

しかしその雇用パスの取得条件は「ありません」

正確に言うとマレーシア政府はビザ発給要件に明確なガイドラインは定めていないのです。

どや顔お兄さん

それなら誰でもビザ取得できるじゃん

といいたいところですが実際にビザが通らない人もいるので、イミグレがしっかり審査をしていることは間違いないようです。

しかし、多くの企業やビザエージェントが経験則で得た情報で共通認識とされているガイドラインは存在します。

そのガイドラインが以下になります。

大卒最低3年以上、関連業務に従事
専門・短大卒最低5年以上、関連業務に従事
高卒最低7年以上、関連業務に従事
あくまで 上記ガイドラインの要件を満たしていることが好ましく、最終的な判断はイミグレが行います。
ただし明確なガイドラインは存在しないので、確実に就労ビザが取得できるとは言い切れません。

一応このガイドラインを参考にすると最低でも25歳以上からしか、マレーシアで就労ビザを取得することができません。

新卒や高卒でもビザ取得できるんじゃないの?

マイロ
マイロ

安心してください、MSCステータスを保持してる企業に限れば就労ビザを取得することはできます!

MSCステータスとは「先進国になる」という目標を掲げた政策で、政府からこのMSCステータス認定を受けた企業は、外資規制の撤廃や外国人の自由雇用などが特典としてある。
認定が受けられる事業はIoTやカスタマーサポート等の特定の業種のみ。

このMSCステータス認定を受けた企業は、就労ビザ取得の基準が緩くなります

大卒新卒から取得可能
専門・短大卒職歴1年以上
高卒職歴5年以上

MSCステータス認定企業なら関連業務歴は求められず、あくまで社会人歴が必須となるだけ

また新卒からでも就労ビザを取得することができます。

マイロ
マイロ

僕や同僚もこのMSCステータスのおかげでビザが取得できて、マレーシアで働くことができています。

余談ですが、僕が就労ビザを申請したときは最終学歴証明書を提出していません。就労ビザ取得の際に、最終学歴証明書が必要なはずなのに。

MSC認定が受けられる業種は限られていますが、マレーシアで求人が多いカスタマーサポート(BPO)企業の大半は、MSCステータスを保持しているので容易に就労ビザが取得可能。

またカスタマーサポートの応募要件は他の業種と比較して緩いので、簡単に仕事を見つけることができます。

詳しくはこちら「【マレーシアで就職】日本人は簡単に仕事が見つかります【将来は不明】」で解説しています。

マレーシアの就労ビザ取得から就職までの流れ

マレーシアの就労ビザ取得から就職までの流れ

就労ビザを取得してから就職するまでの流れを説明していきたいと思います。

基本的にマレーシアでは採用が決まったらビザ取得に関しては会社がやってくれます。

なので採用が決まってから、パスポートを会社に渡すまでの流れを説明していきます。

 会社から発行されるレターとパスポートをマレーシア大使館に持っていきビザを発行してもらう(ここでは就労ビザではない)
⇓⇓
 マレーシア行のフライトに搭乗(会社から航空券が支給されるケースがほとんど)
⇓⇓
 採用された会社に行き、指定された書類とパスポートを持っていき提出(ビザ発行手数料は会社負担がほとんど)
⇓⇓
 パスポートを受け取り、就労ビザが発行されていることを確認

順番に解説していきます。

① まず採用が決まってから、会社からレターが発行されるのでそれを印刷してパスポートと一緒に渋谷にあるマレーシア大使館に持っていきます。

書類一式を提出したら翌日には発行されるのでそれを受け取り、日本ですべきことは完了

僕の場合は上記でしたが、この工程をせずにマレーシアに直接来た同僚もいるので、正直マレーシア大使館に行く必要があるかは疑問。

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② フライト当日にマレーシア行のカウンターに行ってチェックインします。片道航空券と大使館で取得したビザを一緒にカウンターで提示します。

マレーシア大使館でビザの発行をしていない(①の工程をしていない)人は会社から発行されたレターをカウンターで提示すれば大丈夫。

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③ マレーシアに到着してから初めの数日間は、採用された会社からホテル宿泊が支給される場合がほとんど。(会社によって無料宿泊期間は異なる)

無料宿泊期間内にマレーシアでの賃貸を決めたり、パスポートを会社に提出して就労ビザを発行してもらいます

⇓⇓⇓⇓

④ パスポートを提出してから早い人で1週間で就労ビザが発行される人もいれば、1か月以上待たされる人もいます。

マイロ
マイロ

僕の場合は2週間で発行されました。

発行されるまでの期間はパスポートのコピーを所持していれば大丈夫です。

以上が、就労ビザ取得から就職するまでの流れとなります。

会社がビザ取得の手続きをしてくれるので、自身が特別に何かをするってことはありません。

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マレーシアの就労ビザの特徴と取得までの流れ:まとめ

黒板にまとめ書かれている

マレーシアで働いている日本人のほとんどは、就労ビザのうち「雇用パス」を取得しています。

その「雇用パス」取得条件は厳しいですが、カスタマーサポート(BPO)企業に多いMSCステータス認定企業なら条件は緩いです。

大卒新卒から取得可能
専門・短大卒職歴1年以上
高卒職歴5年以上

もし新卒や専門卒でマレーシア就職を目指しているなら、カスタマーサポート(BPO)一択でしょう。

また就労ビザ取得の手続きは簡略化されており、取得まで時間はかかりません。

もしこれが他の国の場合だと、就労ビザ取得に数か月待たされるケースや取得条件が厳しかったりします。

なのでマレーシアの就労ビザ取得は今なら比較的に簡単で、条件さえ満たせば誰でも取得できるでしょう。

しかし就労ビザの取得は今後厳しくなるとニュースになっているので、もしマレーシア就職に興味があるなら早めの行動をおすすめします。

 

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