イスラム教が国教のマレーシアでお酒飲めるの?
お酒飲めるところない?
こんな疑問にお答えします。
マレーシアに観光に来たらお酒も飲みたくなりますよね。
結論から言うと、マレーシアでもお酒は飲めます。
しかし、物価の安いマレーシアでも場所によってはお酒は日本より高い場合があります。
マレーシアの物価に関しては「マレーシアの1ヶ月の生活費を項目別に徹底解説【2020年版】」で詳しく解説しています。
そこで今回はマレーシアのお酒事情からお得にお酒が飲める場所やコツを紹介していきたいと思います。
マレーシアのお酒事情
マレーシアはマレー系、中国系、インド系の人種が共存する多民族国家でイスラム教が国教です。
イスラム教だからお酒が飲めないだとか厳しいということはなく、街中や観光地に行けばお酒飲めるところは簡単に見つかります。
ただイスラム教徒が食事をする場所では基本的にお酒は置いてありませんし、持ち込むこともできません。
外でお酒を楽しみたいのであればマレー系以外のレストランで楽しみましょう。
もちろんレストラン以外にもバーやパブでもお酒を楽しめます。
スーパーやコンビニでもお酒を買うことができます。年齢確認をされず、24時間お酒を買えるのでその点は厳しくありません。
マレーシアのお酒は高い?安い?
イスラム教が国教ということもあり、マレーシアの酒税は高いです。
特に旅行サイトやガイドブックにマレーシアのお酒は高いと書かれているかと思います。
しかし、日本と比較してマレーシアのお酒すべてが高いわけではありません。
ここでひとつ例をあげると
330mlのビール24缶セットをスーパーで購入した場合
- マレーシアで有名なタイガービール(330ml缶)は120~130rm(約3000円)
- 日本でビール24缶セットを買う場合は5000円前後(日本は350ml)
マレーシアの方が断然安いです。
ただこれは一例であって、コンビニで買う場合やビール以外のお酒を買う場合は安いとは限りません。
コンビニでビール1缶(500ml)買う場合は12~14rm(約350円)するので高いです。
またビール以外のお酒(スピリッツ等)はマレーシアでは高いです。
僕の好きなウイスキーで例を挙げると
- マレーシアでモンキーショルダーを買った場合は320rm(約8000円)
- 日本でモンキーショルダー買った場合は3000円以下
もちろん買う場所によって値段は異なってきますが、マレーシア国内だと輸入物のスピリッツ類は特に高いです。
マレーシアのお酒は現地の物価または周辺諸国と比較したら、高く感じますが日本よりは安い場合もあるので必ずしも高いわけではありません。
それでも安くお酒飲みたいから、どこか安いお店ないの?
ありますよ、では次の章で紹介しますね
マレーシアのペナン島でお酒を格安で飲める場所、方法
たしかに東南アジア諸国(シンガポールを除く)に比べたらマレーシアのお酒は高いです。
お酒が格安で飲める場所
マレーシアのペナン島限定ですが、ここに行くとお酒は他の場所で買うよりもほぼ半額で買えます。
お店の名前は
Antarabangsa(アンタラバンサ)
場所はジョージタウンで一番の繁華街であるChulia st(チュリアストリート)から脇道に入った先にあります。
少し分かりづらいところに位置しているので、詳しくはグーグルマップを参考にしてください。
ビールの価格はブランドによって違いますが安いビールだと1本3rm~4rm(100円弱)で買えます。
ただし、タイガービール等のメジャーなビールは高いです。(1年前はメジャーなビールでも安かった)
安いビールでも味はしっかりしていて、普通においしいです。ちなみに行く時々によって安いビールのブランドが変わる場合もあります。
それでもちゃんとしたビールを飲めることには変わりありません。
またビールだけではなく、ウイスキー等も安いです。
ブランドによりますがウイスキーは他のお店で買う場合よりだいたい30~40%ぐらい安く買えます。
店内には限られたウイスキーしか並べられていないので、もし欲しいブランドがあったら店員に頼んで倉庫から持ってきてもらうことも可能です。
アンタラバンサではお酒を買って持ち帰ることもできますし、店の前にテーブルとイスを持ってきてそこで飲むこともできます。
マレーシアでお酒を格安で飲む方法
この方法は時間がある人に限られてしまいますが、おそらくマレーシアで一番安くお酒を楽しめる方法だと思います。
免税の島に行ってお酒を飲む。
マレーシアには免税に指定されている島が2つあります。
一つはランカウイ島でタイ国境から近くの島です。
もう一つはラブアン島でコタキナバルの近くに浮かぶ島です。
この2つは免税の島で通常だとお酒にかかる酒税が適用されません。なのでお酒が格安に買えてしまうというわけです。
ペナン島からだとランカウイ島は飛行機で約40分、直行フェリーで約3時間かかります。
クアラルンプールからだとランカウイ島は約1時間10分のフライトです。
近いので1泊2日でも十分に楽しめますし、気軽に行くこともできます。
僕は週末トラベルでランカウイ島に行って、お酒を十分に満喫してからペナン島に帰る弾丸トリップを何回かしています。
そこまでしていく価値あるの?
人それぞれですが、お酒が好きな人からしたら天国ですよ
とにかくお酒が格安で手に入ります。
コンビニやスーパーでビール330ml缶が2.5rm(約60円)から買えます。しかも、日本のアサヒやサッポロは他のビールよりも少し高めの3.5rm(約90円)から買えます。
マレーシアなのに、日本よりも安く日本のビールがランカウイ島では飲めてしまうのです。
バーでも場所によりますが5rm(約125円)~ビール1杯飲めるところもあります。
またビールに限らずウイスキーなどのスピリッツも安く、日本と同等の価格で購入できます。
ただ日本産ウイスキーはランカウイ島でも高いです。
サントリーの角瓶は80rm(約2000円)で白州や山崎となると400rm(約1万円)以上します。
ランカウイ島からのお酒の持ち出し
ランカウイでお酒をいっぱい買って持ち帰れば、ストックが貯まってさらにお得じゃん
と考えそうな人もいますが、結論から言うとできません。
なぜならランカウイ島から持ち出せるお酒の量が決まっているからです。
持ち出せる量は大人1人当たり1リットルまでです。
また48時間以上ランカウイ島に滞在していないと、免税の適用外なので注意が必要です。
ちなみに僕の友人は48時間以内にランカウイ島を離れたため、結局高い税金を払ってお酒を持ち出すことになりました。
なのでもし持ち出すためにランカウイ島を訪れる人は、事前に計画を立ててからランカウイ島へ行きましょう。
マレーシアのお酒事情から格安でお酒を飲む方法:まとめ
イスラム教が国教のマレーシアでもお酒を飲めるところはたくさんあり、マナーさえ守れば十分に楽しむことはできます。
またマレーシアのお酒は高いといわれてますが、ビールに限ると日本より安く飲める場合もあります。
さらにいうとお酒を安く飲める方法はマレーシアにはありますが、日本にはありません。
そういった意味では日本と比較してマレーシアのお酒は安いのではないでしょうか。
できるだけ安くお酒を楽しみ、マレーシアの滞在を楽しみましょう。
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