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文化遺産のホテル『ブルーマンション』の宿泊レビュー【ペナン島】

旅行
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世界遺産の街ジョージタウンの真ん中に位置する「チョンファッツィーマンション」通称「ブルーマンション」(以下、ブルーマンション)に宿泊してきました。

ブルーマンションはユネスコ文化遺産建築保存賞を受賞した、歴史ある建物です。

本記事は文化遺産を受賞したホテル「ブルーマンション」のレビュー記事です。

結論から先にいうと、こんな方におすすめできるホテルでした。

  • 歴史的建造物を身近に感じたい
  • ジョージタウンの真ん中に宿泊したい
  • フォトジェニックの写真を撮りたい

ブルーマンションはジョージタウンの真ん中に位置しているので、観光に便利。

さらにホテルが観光名所なので忙しい人の時間の節約になるだけではなく、宿泊者限定で壁一面がインディゴブルーのフォトジェニックな写真を撮ることができます。

それではブルーマンションの外観、部屋、周辺情報を感想とともに解説していきます。

朝食と夕食はこちらの記事にまとめています。

 

ブルーマンションの動画もあります

歴史的建造物のホテル「ブルーマンション」に宿泊

ブルーマンションは東洋のロックフェラーと言われた中国人実業家「チョンファッツィー」の屋敷。ジョージタウンの真ん中に位置しています。

ブルーマンションには宿泊客、ツアー参加者、レストラン客しか入館できません。

宿泊客の場合はエントランスで名簿を確認してからでないと入れなかったので、セキュリティはしっかりしてる印象でした。

外観は名前の通りインディゴブルー。

エントランスの隣には昔使われていたであろうトライショー(人力車)がありました。

ちなみにジョージタウンではトライショーは今でも現役で、観光に便利です。

ロビーも歴史を感じさせる造りになっています。

受付は一つだけ。部屋の数は少ないので受付は1つで十分でしょう。

対応言語は英語、中国語、マレー語なので日本語は通じませんが、受付スタッフの方がフレンドリーで丁寧に対応してくれました。

ウェルカムドリンクはペナンの特産物ナツメグジュースでした。

ブルーマンションの部屋

今回はブルーマンションの「タン ダブルルーム」を予約しました。

部屋の内装やアメニティ

タン ダブルルームはめちゃくちゃ広い。53平米あるので通常の部屋「リョン ダブルルーム」の1.5倍以上の部屋の大きさです。

部屋の真ん中にキングサイズのベッドがあります。

柔らかめの枕は4つもついていたので、寝方に困ることはありません。

マイロ

部屋が広すぎて寝る前は落ち着かなかったんですが、いざベッドに潜り込んだら自然と眠りに落ちていました。

ベッド横にはUSBの差込口が付いたアラームが完備されていたので、寝る直前に充電ができます。

ベッドにはマレーシアの伝統巻物バティックサロンがあるので、試着もできます。

大きめのソファも完備しているので、子供1人ぐらいなら追加料金なしで泊まれそう。

2人なら十分すぎるほどの大きさです。

部屋からの景色ですが、雨戸が閉まっていたので部屋からは何も見えませんでした。

ブルーマンションはジョージタウンの真ん中に位置しているということもあり、部屋からの景色は期待していませんでしたけど。

ブルーマンションでは景色より内装を楽しみましょう。

机にはウェルカムカードや朝食のリスト。今はコロナ期間だからなのか、マスクのプレゼントまで準備されてました。

ゲームの世界で出てきそうな鍵は大きくて、重かった。

水2本、コーヒー、お茶(煎茶、シナモン茶、紅茶)があり、ケトルとエスプレッソマシンもあるので好きなときに飲物を味わうことができます。

自家製クッキーも付属していて、美味しかったです。

エスプレッソマシンはテレビの隣にあります。ちなみにテレビはNHKを見ることができました。

昔はコンロであったところをテーブルとして使用していました。

冷蔵庫には4種類のお茶が完備でどれも無料。

テレビ台の下に金庫もあるので安心ですね。

クローゼットの中はバスローブ2つ、アイロン、プール用バスケット、プール用バスタオル2つが入ってました。

クローゼットの下はスリッパ2つ、蚊取り線香まで完備。

ブルーマンションは蚊が多く、滞在中に何度も刺されたので蚊取り線香は必須。もし気になる方は、虫除けスプレーは常備しておいたほうがいいかもしれませんね。

wifiのスピードはこの部屋に限らず遅めでしたので、ネットに没頭することなく観光に集中できそうです。

バスルーム・トイレ

昔ながらのバスルームを彷彿とさせる造りで、ここだけでもフォトジェニックな写真が撮れそうな雰囲気。

トイレはシャワーの隣にあって、仕切りもありません。

ウォシュレットは完備されておらず、マレーシアで一般的なホースタイプでした。

シャワーはオーバーヘッドシャワーか手に持つタイプの2種類あります。

シャワーの水圧は文句なし。しかし温水と水のバランスを調整をしなければならないタイプで、水温調整に関しては少し面倒でした。

シャワーを浴びる約10分前に温水のスイッチを入れなければ、水は温まらないので注意。

そしてこのためにタン ダブルルームを選んだといっても過言ではないジャグジー。

岩塩まで完備していたので、お肌はすべすべ。

程よい温かさに程よい強さだったので、いつまでも浸っていたいと思えるジャグジーでした。

ジャグジーの使用時間は16時から22時までと決まった時間にしか使えませんが、フロントに問い合わせたら柔軟に対応してくれます。

マイロ

もし使用時間以外にジャグジーに浸かりたかったら、浸かる約1時間前にフロントに伝えておいたほうがいいでしょう。

アメニティ

シャワールームにはボディソープ、シャンプー、コンディショナーが完備。

ベッド横にはボディローションも。

洗面所には生理用ナプキン、綿棒、コットン、爪ヤスリ、シャワーキャップ、石鹸、歯ブラシ、シェーバー、ドライヤーといったアメニティが用意されていました。

くしはなかったので持参することをおすすめします。

ブルーマンションの真ん中でアフタヌーンティー

コートヤードと言われるブルーマンションの真ん中を囲うように席が用意されているので、そちらでアフタヌーンティーを楽しむことができます。

アフタヌーンティーは17時半までなら時間は選択できるので、急ぐ必要はありませんね。

お茶は6種類(煎茶、紅茶、チャイ、シナモン茶、オーガニック緑茶、カモミール茶)から選択できます。

デザートの種類が豊富で美味しかった。

アフタヌーンティーを通常に申し込む場合だとRM65(約2,000円)かかりますが、今回は宿泊とのセットでした。

こちらのコートヤードは日中開いているので、おなか空いたときに重宝しそうですね。

ちなみにこちらのコートヤードでは金曜と土曜の18時から限定で、伝統的な楽器「古琴」を使った演奏会があります。

食事やお酒を楽しみながら、演奏を聴くことができます。

ブルーマンションのバーは隠れ家

ブルーマンションの中にはグーグルマップにも掲載されていない隠れ家バーがあります。

12時から22時までオープンしているので、好きな時間帯にお酒が楽しめそうです。

内部はブルーを基調としたバーになっており、バーテンダーが目の前でカクテルを作ってくれます。

カイピロスカをいただきました。

店内は狭く2人がけソファのテーブル席が3つとカウンターしかありません。

バーはフードメニューがなく、飲み物だけを楽しむところのようでした。ワインにいたってはメニューに10ページ以上記載されているほど、ワインの種類は豊富。

ハッピアワーは17時から21時までの時間で、カクテルやビールが安く飲めます。ホテルのバーでありながらスーパードライの6ボトルセットがRM69(約2,100円)と格安です。

マイロ

ハッピアワーなら値段も安く、店内もおしゃれでゆっくりできるところなので、バーだけでも来たいと思えるようなところでした。

インディゴブルーに染まったブルーマンションでフォトジェニックな写真

右側の屋敷。

左側の屋敷

 

ブルーマンション夜の様子

ブルーマンション宿泊者はツアー無料

通常のツアーだとRM25(約750円)かかりますが、宿泊者は無料でツアーに参加可能。

ツアーではブルーマンションの歴史から家主であった「チョンファッツィー」の交友関係について触れています。

ツアーは英語か中国語のみで毎日11時、14時、15時半の3回開催されています。(コロナ期間は11時と14時のみ)

45分とツアーはサクッと終わるので、他の宿泊客もツアーに参加していました。

ツアーの最後はギフトショップへと案内。

ギフトショップはツアー後しかオープンしないので、もし興味ある方はこの時間にギフトショップで待ち構えていたほうがいいかもしれませんね。

こじんまりとしたブルーマンションのプール

ブルーマンションのプールは裏庭に位置していて、通常の部屋からだとアクセスが悪いです。

部屋によってはプールに直接アクセスできる部屋もあるみたい。

プールは24時間使用可能ですが、19時半に消灯するので暗くなります。

プールはこじんまりとして泳いで楽しむより、ビーチチェアでゆっくり時間を過ごすところといった感じでしょうか。

ビーチチェアからはブルーマンションと並んで有名なホテル「イースタンアンドオリエンタルホテル」を見ることができます。

プールの隣では鯉が泳いでました。

ブルーマンションの周辺情報

ブルーマンションはジョージタウンの真ん中に位置しているので観光に便利。

ブルーマンションの徒歩圏内にはコンビニやフードコート

ブルーマンションの隣にはガイドブックにも載っているレッドガーデンが夜遅くまでオープンしています。

両替所はホテルから徒歩5分ほどのチュリアストリート沿いにあるので安心。

コンビニも徒歩圏内に24時間営業の24Expressがあるので、何かあればすぐ立ち寄れます。

もし日本食を食べたくなってもご安心を。

シティテルペナンホテルに入店している日本食レストラン「霧島」なら日本の味を楽しめます。

自転車でジョージタウンを観光

ブルーマンションの宿泊者は自転車が無料で使えるので、ジョージタウン近辺までなら自分の足で観光ができます。

自転車を使えば行動範囲が広がるだけでなく、渋滞にハマることなく時間の節約にもなります。

特にジョージタウンで有名な壁画アート巡りは自転車があると便利。

この他にもペナンの壁画アートはたくさんあるので、自転車を使ってサクッと廻っちゃいましょう。

文化遺産のホテル『ブルーマンション』の宿泊レビュー【ペナン島】:まとめ

ブルーマンションで飼われている猫「ジンジャー」

ブルーマンションはこんな人におすすめです。

  • 歴史的建造物を身近に感じたい
  • ジョージタウンの真ん中に宿泊したい
  • フォトジェニックの写真を撮りたい

世界遺産の街かつユネスコ文化遺産建築保存賞を受賞したホテルで、歴史を感じながら1日を過ごす時間は最高の贅沢でした。

特に宿泊者だけしか行くことのできない、らせん階段や夜に点灯する赤いランタンとインディゴブルーの幻想的なコンビネーションに言葉を失うこと間違いなし。

ストリートアートでもインパクトのある写真を撮れますが、フォトジェニックな写真を撮れるのはブルーマンションだけ。

せっかくのペナン旅行を、思い出が残る文化遺産のホテルで滞在してみては。

 

 

ブルーマンションの朝食と夕食の記事はこちらにまとめています。

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